アーユルチェアはお尻が痛い?
姿勢をよくして腰への負担を軽くすると話題のアーユルチェア。
でも、お尻が痛いという方、多いですよね。
アーユルチェアを使うと痛いという時の理由を3つです。
坐骨に負荷がかかること
アーユルチェアは坐骨で座ることによって正しい姿勢を保ちます。
坐骨とは、お尻の骨の一部で、座るときに体重を支える役割を果たします。
しかし、坐骨で座ることによって、坐骨に負荷がかかります。
そのため、最初はお尻が痛くなりますが、徐々に慣れてきます。慣れるまでの期間は個人差がありますが、平均的には1ヶ月間ほどだと言われています。
血流が悪くなること
アーユルチェアは長時間同じ姿勢を続けると血流が悪くなり、お尻が痛くなるように設計されています。
これは座り過ぎのサインとなり、30分~1時間に1回は立ち上がって休憩をとったり、座る角度を変えたりすることで痛みを軽減できます。
血流が悪くなると、お尻の筋肉や血管が酸素や栄養素を十分に得られず、炎症や硬化を起こしやすくなります。
筋肉や血管が緊張すること
アーユルチェアは硬めの座面になっているので、お尻の筋肉や血管が緊張しやすくなります。
そのため、お尻のマッサージやストレッチなどで筋肉や血管をほぐすことが必要です。
筋肉や血管が緊張すると、お尻の感覚神経が刺激されて痛みを感じやすくなります。
アーユルチェアとは、日本人の体型に合わせて作られた姿勢矯正椅子です。
この椅子に座ると、自然と背筋が伸びて腰にかかる負担が減ります。
しかし、この椅子には一つの欠点があります。それは、お尻が痛くなるということ。
正しい姿勢を身につけるための必要な過程なので、お尻の痛みを和らげる方法もありますので、諦めずに続けてみてください。
腰痛が改善する期待がもてますよ!
アーユルチェアでお尻が痛い時の対処法
アーユルチェアを使うと腰への負担が軽くなりますが、最初の1ヵ月はお尻が痛くなるというデメリットがあります。
ここでは対処法9つお伝えしますね!
座る時間や角度を調整する
アーユルチェアは長時間同じ姿勢で座ると血流が悪くなり、お尻が痛くなるように設計されています。
これは座り過ぎのサインとなり、30分~1時間に1回は立ち上がって休憩をとったり、座る角度を変えたりすることで痛みを軽減できます 。
座る角度を変えるというのは、例えば前傾姿勢や後傾姿勢にすること。
- 前傾姿勢は背もたれから離れて前方に身体を傾けること
- 後傾姿勢は背もたれに寄りかかって後方に身体を傾けること
これらの姿勢は坐骨にかかる負荷を変化させることができます。
クッションや座布団を使う
アーユルチェアは硬めの座面になっているので、坐骨に負荷がかかります。
そのため、クッションや座布団を敷いて柔らかさを加えることで痛みを和らげることができます 。
クッションや座布団は市販のものでも構いませんが、アーユルチェア専用のものもあります。
専用のものは座面にフィットするように作られており、滑りにくい素材になっています。
アーユルチェアと普通の椅子を交互に使う
普通の椅子と交互に使うことでお尻の痛みを回避しつつ、腰の負担を減らすことができます。
具体的には、1時間ごとや半日ごとなど自分に合ったペースで切り替えることです。
普通の椅子でも背もたれがあって高さや角度が調節できるものが望ましいです。
立ちながら作業する
立ちながら作業することで、お尻の痛みだけでなく、血行も良くなり、集中力も高まります。
また、立ち作業は腰や身体にも良い影響を与えます。
立ちながら作業するというのは、例えば机の高さを調節して立ったままパソコンを操作したり、電話をかけたりすることです。
立ち作業には専用のデスクや台があると便利ですが、なくても工夫すればできます。
お尻のマッサージをする
お尻の痛みは筋肉や血管の緊張によって起こります。
そのため、お尻のマッサージをすることで筋肉や血管をほぐし、痛みを和らげることができます。
お尻のマッサージというのは、例えば手やボールなどでお尻を揉んだり、叩いたりします。
お尻のマッサージには専用の器具やグッズもありますが、なくてもできますよ。
ストレッチや運動をする
お尻の痛みは座り過ぎによって起こります。
そのため、ストレッチや運動をすることで筋肉や関節の柔軟性を高め、痛みを予防することができます。
ストレッチや運動というのは、例えば腰回しや膝上げなどの軽い動きから始めて、徐々に強度や時間を増やしていくことです。
ストレッチや運動には専用の教材や動画もありますが、なくてもできます。
湿布や冷却ジェルを使う
お尻の痛みは炎症によって起こります。
そのため、湿布や冷却ジェルを使ってお尻に冷やすことで炎症を抑え、痛みを和らげることができます。
湿布や冷却ジェルというのは、例えば市販のものを貼ったり塗ったりすることです。
湿布や冷却ジェルには種類や効果がありますので、自分に合ったものを選んでください。
姿勢に気をつける
アーユルチェアは正しい姿勢で座ることによって効果が発揮されます。
そのため、姿勢に気をつけて背筋を伸ばし、骨盤を立てることでお尻への負担を減らすことができます。
姿勢に気をつけるというのは、例えば鏡などで自分の姿勢をチェックすることです。
鏡などで自分の姿勢を見て、背筋が伸びているか、骨盤が立っているか、肩が丸まっていないかなどを確認してください。
姿勢に気をつけることで、アーユルチェアの効果を最大限に引き出すことができます。
慣れる
アーユルチェアは最初はお尻が痛くなりますが、徐々に慣れてきます。
そのため、諦めずに続けて使うことでお尻の痛みがなくなることがあります。
慣れるというのは、例えば1ヶ月間や3ヶ月間など自分に合った期間で使い続けることです。
慣れることで、お尻の筋肉や血管が強化され、痛みに耐えられるようになります。
アーユルチェアはお尻が痛くなるというデメリットがありますが、それは正しい姿勢を身につけるための必要な過程です><
お尻の痛みを和らげる方法もありますので、諦めずに続けてみてくださいね!